民宿開業50周年を迎えました
- 1981年~2001年(フードショップわすけ)
「良い品をドンドン安く売る」のキャッチフレーズで
魚屋から総合食品スーパーへ
昭和以降のわすけは、行商よりスタートしました。
(それ以前は、乾物屋だったり米問屋などを営んだという記録がお寺の過去帳や、先祖から喧伝されたりしています)
昭和の高度経済成長と共に、食料品の店舗を構えるようになり、食品スーパーへと成長していきました。
「和助商店」から『フードショップわすけ』へと。
民宿は1974年に夏季営業の「季節民宿」として開業しました。長野県や群馬県などから沢山の家族連れが海水浴に訪れ、わすけに宿泊されました。多い日には50名を超えるお客さまがお泊りになりました。
2000年代に入りインターネットの普及とともに、お客さまが宿泊施設に期待する内容が変化しはじめました。よりプライバシーが保たれる空間や、サービスの多様化に対応できる宿泊施設が人気を得るようになります。
- 2000年~2020年(お食事の館・旅人の宿わすけ)
食品小売店から飲食店へ
お座敷の宴会が中心の割烹へ
2001年のフードショップ閉店後は、店舗部分を「スペイン風居酒屋バルWASUKE」へと業態変換し、2007年には「ダイニングカフェSachi-Sabor」に。
民宿は1990年より、通年民宿へとなりました。夏季の海水浴のお客さまのほかに、長期で滞在するビジネス宿泊のお客さまにもご利用いただくようになり、宿泊延べ人数は1996年にピークを迎えます。
1997年からは、「お食事の館・旅人の宿わすけ」と看板を変え、安い宿泊料金で沢山のお客さまから宿泊していただくというよりも、新鮮なお魚をウリにした民宿へと少しづつ変わっていきました。
県外からの宿泊のお客さまだけではなく、地域のお客さまには宴会や会食といったシーンでご利用いただけるようになりました。
- 2020年~(上越料理と地酒の民宿 わすけ)
突然やって来た新型コロナウイルス感染症の大流行。コロナ禍をでは旅行支援キャンペーン(GoToトラベルや県民割など)を利用して、高付加価値宿泊プランを展開しました。その結果、宿泊されるお客さまの多くは「普段、日本酒をのまれなくても日本酒の美味しい地域に旅行出来たら地酒を楽しみたい!」と思っていることが分かりました。
施設が古く、設備も悪い。立地も最悪のわすけですが、どうすればお客さまの支持を得れる宿になれると考えた時に、「食」も含めて、まるっと地域をウリにしたい。地域をウっていくしかない!と思うようになりました。
それで、2022年に「上越料理と地酒の民宿 わすけ」として、保健所へ変更届を提出しました。
- 令和6年11月に50周年記念パーティーを開催しました。